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カーボンファイバ心系アルミより線の概要 |
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概要

ACSR系電線に使用さている鋼心の代わりにカーボンファイバを適用したカーボンファイバ心系アルミより線(ACFR系電線)は、
軽量かつ低線膨張係数の特徴により次の効果が期待される。
■地上高・離隔対策
■増容量・弛度抑制対策(ACSR⇒TACFR)
カーボンファイバの特長

ACFR系電線のコアとして使用するカーボンファイバ(CFCC:炭素繊維複合材ケーブル)は、
次の特長を有する。
(図1参照)
■質量が鋼線の約1/5
■線膨張係数が鋼線の約1/12
■引張強度が鋼線と同等以上 |

図1 CFCCの製作工程 |
構造及び諸元

ACFR系電線にはCFCCの耐熱特性により、
硬アルミ線と組み合わせたACFRおよび耐熱アルミ合金線と組み合わせたTACFRの2種類がある。(図2,表1参照)
■質量はACSRの約70%
■線膨張係数はACSRの約1/12(遷移点超) |

図2 (T)ACFR 160mm2の構造 |
弛度特性

| (T)ACFRの弛度は図3に示すように、径間長300mでは連続許容温度において約2m〜2.8mの抑制効果がある。
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図3 (T)ACFR 160mm2の弛度特性 |
表1 (T)ACFR160mm2と(T)ACSR160mm2の電線諸元の比較
| 線 種 |
ACSR |
(T)ACFR |
| サイズ[mm2] |
160 |
160 |
| より線構成[本/mm] |
AL 30/2.6 ST 7/2.6 |
AL 30/2.6 CFCC 1/7.8 |
| 外径[mm] |
18.2 |
18.2 |
| 断面積[mm2] |
196.5 |
196.5 |
| 質量[kg/kn] |
732.8 |
502.5 |
| 引張荷重[kN] |
68.4以上 |
68.9以上 |
| 弾性係数[mm2] |
遷移点以下 |
89,100 |
76,000 |
| 遷移点超 |
206,000 |
137,000 |
| 線膨張係数[/℃] |
遷移点以下 |
18.0×10-6 |
15.5×10-6 |
| 遷移点超 |
11.5×10-6 |
1.0×10-6 |
| 電気抵抗[Ω/km] |
0.182(0.185) |
0.182(0.185) |
| 連続電流容量[A] |
454[ 90℃] (705[150℃]) |
454[ 90℃] (705[150℃]) |
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注)電気抵抗および連続許容電流における ( ) 内の数値は、TACFRおよびTACSRの値を示す。
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